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松本といえばまずは「国宝松本城」を思い浮かべるという人も多いですが、
ほかにも歴史・文化を感じる施設がたくさんあります。
江戸時代や幕末、そして明治期の文化遺産など、
歴史を感じる風景をご紹介します。
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旧開智学校
1873(明治6)年、開智学校の校名で廃寺を仮校舎として開校。現在、保存されている校舎は、その3年後に建てられたもので、日本で最も古い和洋折衷様式の建物の一つと言われています。1961(昭和36)年には、国の重要文化財に指定されました。
館内には、当時の授業で使用していた教材や資料を展示しています。文明開化の雰囲気を感じられるデザインも随所で見られます。旧開智学校
松本市開智2-4-12 -
旧司祭館
旧開智学校校舎に隣接した場所にある、緑と水色の壁が特徴的な西洋建築。1889 (明治22) 年、フランス人司祭によって、松本城の北側に建設され、100年近く宣教師たちの住居として使用されていました。日本で初めて出版された日仏辞典を編纂した場所でもあります。
1990年に松本市へ寄付され、現在の場所に移築復元。2005年に、旧松本カトリック教会司祭館として長野県宝に指定されています。旧司祭館
松本市開智2-6-24 -
あがたの森文化会館/旧制高等学校記念館
旧制高等学校は、1886(明治19)~1950(昭和25)年まであった教育機関です。各校には独自の校風があり、個性的なエリート教育が行われていました。
2階では「全国の旧制高等学校」「松本高等学校」についての常設展示、3階ではテーマを設けた展示を行っています。当時の学生生活や町並みなどの紹介のほか、マント・学生帽・高下駄など「バンカラ」を体験できる試着コーナー、旧制松本高等学校第27回卒業生である作家・北杜夫さんの関連書籍・グッズも用意しています。あがたの森文化会館/旧制高等学校記念館
松本市県3-1-1 -
馬場家住宅
馬場家住宅は、市郊外の内田にあり、東に鉢伏山、西に北アルプス、眼下に松本平を望むことができます。1851(嘉永4)年に建築された本棟造の主屋は、江戸時代末期、県西南部に多く見られる民家建築です。1996年、国の重要文化財に指定されました。主屋の内部に施された意匠や、豪壮な表門、中門、祝殿やその裏にある推定樹齢800年以上のケヤキなど、多くの見どころがあります。
馬場家住宅
松本市内田357-6 -
松本市歴史の里
信州の近代をテーマに貴重な建物を集めた「たてもの野外博物館」。国の重要文化財に指定されている、明治期を代表する現存の近代和風建築「旧松本区裁判所庁舎」のほか、旧松本少年刑務所独居舎房、工女宿・宝来屋、旧昭和興業製糸場、木下尚江生家といった江戸時代後期から昭和にかけて建てられた5棟の歴史的建造物が、6,400平方メートルの敷地に立ち並びます。
松本市歴史の里
松本市島立2196-1
松本検定
ご当地検定として、平成18(2006)年度から実施されている松本検定。歴史や文化、観光名所など公式テキスト「新 松本を楽しむ本」をベースに出題されます。今年は10月に開催します。”松本通”を目指してチャレンジしてみてはいかがでしょう?
松本検定
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