私と松本マラソンPeople
松本マラソンの醍醐味の一つ。それは、ランナーとボランティア、沿道で応援する人たちの一体感です。
大会当日はもちろん、前日までの準備、そして大会後の対応など、さまざまな場面で、さまざまな人たちが松本マラソンを支えています。
そんな人たちにスポットを当てる「私と松本マラソン」。初回は、第1回松本マラソン開催の1年前から自主的にPRを行っていた松本市役所屋上ランニング部の竹内広和さんにお話を伺いました。
松本を好きになって帰ってほしい
まずは、屋上ランニング部のことからお聞きしたいです。
運動系は野球、バレー、サッカー、テニス、文化系は写真、書道など…市役所内にはいくつかの部活があります。屋上ランニング部は、いつごろからあるのかはっきり分からなくて。私が入る前、もう何十年も前ですね。今は男女合わせて60人くらいいます。
もともと、昼休みに屋上に集まって、そこで着替えてから、お城の周りとか城山公園とか周辺を走っていました。そこでお昼ご飯を食べて、また午後の仕事に戻るという感じです。集合場所が屋上、というのが名前になっているみたいです。最近はあまり走っていないんですが…(笑)
第1回の松本マラソンが開催される1年前に、PRしようと何人かが走っていましたよね。
ちょうど1年前、2016年10月1日ですね。私も含め、おそろいのTシャツを着て走りました。20人ほどだったと思います。マラソンコースの試走も兼ねて、PRもできればと。翌年2月の天龍梅花駅伝にも、少しでもPRになればと思って、Tシャツを着て出場しました。
やはり、松本マラソンは特別な感じがあるのでしょうか?
そうですね。地元で行われるマラソン大会というのは、特別な感じがしますね。特にフルマラソンとなると遠方から来る人も多い。そうなるとせっかくだから観光して、松本という地域を楽しんでいってほしいという気持ちになります。
普段からも、何かPRしていますか?
屋上ランニング部としては、特に何かをしているわけではないですが…。私は第1回のときに作ったピンバッジを付けています。ささやかではありますが、気付いて話題にしてくれる人もいます。
「また来年会いましょう」言葉を交わしたランナーたちと再会を
昨年、第2回は残念ながら中止となりました。
私は、第1回はエントリーしていたのですが、事情があって当日は沿道で応援をしました。第2回は当日、一緒にいた5、6人で、信州スカイパークを走りました。周りには、私たちのグループ以外にも走っている人たちがいました。
皆さん、どんな雰囲気でしたか?
信州スカイパークの周回コースをフルマラソンと同じ距離を走る人もいれば、途中までという人もいました。私たちは大会オリジナルTシャツを着ていたので、関係者かと思って声を掛けてくる人もいました。「今年は残念」「来年は走りたいね」など言葉を交わしました。
竹内さんが思う、松本マラソンの魅力って何ですか?
私は普段、山登りのほうに力を入れているので、マラソン大会といっても出場するのは県内、長野マラソンと諏訪湖マラソン、そして松本マラソンくらいです。
松本マラソンが行われるのは10月。走りながらも、秋の信州を感じられるのがいいと思います。去年はやきもきしましたが、今年は遠方から来る方も安心して松本に入れるような天候になるよう、願っています。
竹内さんにとっても念願の、初めての松本マラソンになりますね。
屋上ランニング部でも10人くらいがエントリーしているので、頑張って走りたいです。前回、「また来年会いましょうね」と言い合った人たちと再会できるのも楽しみにしています。
松本市建設部建設総務課 竹内広和さん
2001(平成13)年、松本市役所入庁。趣味は卓球と山登り。
「屋上ランニング部には、昼休みに体を動かせて、ベースの体力作りができると思って入りました」
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