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第1回松本マラソンへのエントリー、無事に済みましたか?
エントリーが完了すると、自分自身が松本の街を走る姿をイメージするようになりますよね。
せっかく松本に来たからには、「さあ何を食べようか…?」と気になっている人も多いはず。
そこで今回は、松本の名物をご紹介します。
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そば
松本の名物と聞いて真っ先に思い浮かぶのは…?「そば!」という方も多いのではないでしょうか。そばは走るためのエネルギー源となる炭水化物。市内にはたくさんのそば店があります。一口にそばといっても、麺の太さや色、つゆの味などは千差万別なので、食べ比べて、好みの味を見つけてください。
長野県のそばの収穫量は北海道に次いで全国第2位。市内では、乗鞍高原と奈川がそばの産地として有名です。「とうじそば」は奈川に古くから伝わる郷土料理。山菜やきのこ、季節の野菜、鶏肉などをつゆと一緒に鉄鍋に入れて、火にかけて温めます。小割にしたそばを、持ち手がついた竹製の「投汁(とうじ)かご」に取り、つゆに浸して軽くゆがき、つゆや具と一緒にお椀に移して食べます。
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おやき
地元では、食事やおやつ代わりに親しまれてきた郷土食「おやき」。小麦粉やそば粉を水で溶いてのばした生地に、具材を包んで焼いたり蒸したりしたものです。中身は、野沢菜やナス、切り干し大根といった定番から、季節の野菜、あんこまでさまざま。
県内全域で食べられているおやきですが、地域によって作り方や中身に特徴があります。松本の伝統のおやきは焼きおやき。これは、周囲を山に囲まれているので、どこか遠くに行くときの非常食として用いられることも多く、より日持ちの良い焼きおやきが重宝されていたからと言われています。コンビニやスーパーでも購入できますし、冷凍のものを買って家で熱々を楽しむのもおススメです。
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松本山賊焼
山賊焼きは、鶏のももやむねの一枚肉を、ニンニク、ショウガなどが入ったしょうゆベースのたれに漬け込み、かたくり粉をまぶして油で揚げて作ります。名前の由来は諸説あり、「山賊は人から物を取り上げる」→「取り上げる」→「鶏(を)揚げる」からきているとも言われています。
昭和20~30年代から親しまれている郷土料理ですが、10年くらい前から「地元グルメ」としての定着を目指し、市内の飲食店などでもPRに力を入れるようになりました。食事処や居酒屋をはじめ、スーパーなどでも販売しています。街でのぼりを目にすることも多く、山賊にふんした鳥をモチーフにしたマスコットキャラクター「さんぞくん」も活躍しています。
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イナゴ・蜂の子
タンパク質の含有量が高く栄養分も豊富な「昆虫食」は長野県の伝統食と言われています。以前は日常的に食べられていたそうですが、近年は主に酒のつまみの珍味として、イナゴの佃煮や蜂の子の油炒め、バター炒めなどが親しまれています。
最近はテレビで取り上げられることも増え、「松本の人って虫を食べるんでしょ?」と聞かれることも。でも、若い世代を中心に「虫なんて食べないよ~」という反応が多いです。「え?そうなの?」「食べない食べない。イナゴくらいだよ」…あれ?イナゴも虫では…??聞けば、市内の一部には近くの田んぼや遠足でイナゴをとっていた保育園や幼稚園があるらしく、とったものを甘辛く煮て食べていたとのこと。「今はもう食べない」という人もいますが、心の奥底には「昆虫食」がしっかり根付いているのかもしれません。
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地酒
日本酒の味は、水と空気と米と技が決めると言われますが、まさに松本は酒造りに欠かせない要素を兼ね備えた地域。夏は湿度が低く、冬は冷え込むという気候。澄んだ空気と水、「美山錦(みやまにしき)」などの良質の酒米。おいしい日本酒造りの条件が整っています。市内に酒蔵も多く、個性豊かな造り手のこだわりの酒が楽しめます。
レース後のお楽しみとして、地酒を取りそろえた居酒屋で一杯もよし、土産店で購入するのもよし。さらに時間が許せば、酒蔵に足を運んでみてください。各蔵のこだわりや思いを聞いた後の味はきっと格別なものになるはずです。
松本産のクラフトビールが誕生!
2016年1月に設立した市内初のクラフトビール会社「松本ブルワリー」。大麦麦芽の本来の風味が楽しめる「マツモト・トラディショナルビター」、小麦由来の爽やかさとまろやかな口当たりの「マツモト・スマート ウィート」など中町の直営店「松本ブルワリー タップルーム」をはじめ、市内飲食店でも楽しむことができます。現在は自社で企画、開発した造り方で県内外の醸造所に委託して製造していますが、自社製造に向けて着々と準備中。松本産・クラフトビールの登場ももうすぐです!
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